建屋主柱の腐食部補修

概要

地域：神奈川県茅ケ崎市
施工内容：建屋主柱の腐食部補修
施主・現場：金属、触媒の開発、製造、販売
施工時期：2023年12月

建屋のメインとなる支柱の1本の架台部分が柱と共に腐食しており、架台の打ち直しに合わせて柱の根本部分の防錆補強を行いました。上のフロアで作業している洗浄工程で流す水に金属腐食性の塩化マグネシウムが混ざっていることからフロアの隙間から柱を伝って根本が錆でボロボロになっている状態でした。

同時に、同様の作業を行なっている床面の腐食による欠損部の補修も依頼いただきました。

作業は施工箇所の清掃、ケレンから始まり、欠損箇所には薄板とグラスファイバーメッシュを使い、防錆と補強の下塗りを行いました。

2日目には状態を確認しながら再度、補強の為の下塗りを行いました。もともと厚みが20mm位ある鋼材でしたが、腐食により10mm程度の厚みしかない部分もあったので、強度を増すために塗膜を厚くしました。

最終日3日目は、下塗りの仕上がりを確認しながら表面を整え、お客様の指定色で上塗り防錆塗料を塗布し、作業は完了しました。狭い場所で作業性は良くなかったのですが、手の届く範囲でしっかりと施工しました。

引き続き、引き合いをいただいたので順次対応させていただく予定です。