概要
地域:神奈川県茅ケ崎市
施工内容:鉄容器防錆補強工事
施主・現場:製造業
施工時期:2022年2月
施工前の写真
お問い合わせのきっかけ
製造工程上で真空になる炉があり、冷却水によってその内部に錆が発生し、底に穴が空いてしまいました。
その結果、真空を保てなってしまい、炉の稼働を停止せざるを得ない状況でした。
応急処置として、お客様自身で金属パテを使用して補修を行っておりましたが、すぐにリークしてしまいました。
炉の稼働を再開するにあたり、良い対策方法を模索しておりました。
そのような中、弊社より月1回送付しているニュースレターの内容を覚えて頂いており、今回のお問い合わせに繋がりました。
施工中の写真
効果
お客様が状況把握のために切り取った底板(25cmx10cm程度)を元に戻し、さらに真空状態でも剥がれないように、強度を出すための塗着補強を行いました。
簡単にヤスリがけを行い、下地にアルミパテで補修。
乾燥させた後にガラスクロスを使用しながらと補強塗装を行いました。
お客様自身で施工された金属パテよりも遥かに強度が出ており、今までのように剥がれる心配はかなり低くなったと思われます。
後日テスト稼働を行った所、他の部分からのリークがあったものの施工箇所に関しては全く問題がなく、近日中に稼働する事になっています。
施工後の写真
今後の展開
工場全体が金属に過酷な環境であるため、今回の補修箇所以外にも多くの補修希望箇所をすでに伺っております。
現場確認も既に進めているので、今回の補修の状況を見ながら、順次展開していく予定です。