工場床面の段差解消

概要

地域：神奈川県大和市
施工内容：床面段差解消
施主・現場：ガス機器の製造
施工時期：2024年8月

弊社ホームページをご覧いただき、お問い合わせをいただきました。

以前、機械設備が設置されていた場所で、エリアの一部が架台埋設物の残りがある影響で周りの床面と比べて2㎝程高く段差がありました。現在は部品用の台車を置くスペースとして使用しているため、つまずいたり、部品を乗せた台車が引っかかってしまうなど、社内の安全面で問題に上がり対策が必要でした。

問題個所を含めた一角の床を斫り、周りのレベルに合わせるという方法で作業を進めることになりました。

建屋内の製造ラインエリアなのでコンクリートの粉塵対策として作業エリアを完全に囲うことから作業を開始しました。床の掘削を進めていくと設備架台の土台となる鋼材が埋設されており、溶断で撤去するなど事前には分からなかった状況にも対応をしていきました。

斫り作業の次はモルタルでレベルを出す左官作業です。モルタル接着増強剤を全体に塗布した後、細部の高さ調整を行い、全体にモルタルを流し込みます。

1日乾燥させた後、今回の工事の最終工程として表面が強固になるカチオン系の仕上げ調整材を使い、金鏝押えにて仕上げました。床の塗装に関してはお客様ご自身での施工となる為、今回の弊社対応工事はここまでとなりました。最後に周辺一帯の掃除を行い、お客様に確認いただき作業を終了しました。

施工中にも別の場所での床塗装剥がれによる段差、路面表示の剥がれ、床面汚れ防止などについてもご相談をいただき、それぞれお見積り含めてご提案させていただくことになりました。